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パソコンが全国に広がりはじめて30周年、今そこは…

 
記念プレート ラジオ会館7階にひっそりと佇むプレート。それはここから、パソコン(正確には前身のマイコン)が日本全国へ広がっていったという証のプレート。そこには『1976年マイクロプロセッサトレーニングキット「TK-80」販売開始』と書かれている。そう、全国にパソコンが広がりはじめて今年で30周年になる。  元々ここは、Bit-INN LOUNGE(旧Bit-INN東京)があった場所だが2001年8月に閉鎖、それを機にパソコン発祥の地であるこの場所に記念プレートが設置されることになり、2001年9月27日にラジオ会館7階に設置された。  Bit-INNはNECがパソコン(当時のマイコン)を販売するための拠点として、ラジオ会館内に設けた戦略的な販売拠点だ。当時は『ソフトバンクの孫正義社長や、アスキーの創業者の一人である西和彦氏なども、10代のうちからBit-INNを訪れていたという』(Impress PC Watch)程の場所だ。  さすがの私もこの時は幼子だったので店に行ったことはないが、初めてパソコンに触れた1984年、その時のPC-8801シリーズは「パソコンでもゲームができるのか」と鮮烈に覚えている(当時遊んだゲームはウィングマンだった)。その後、別の機会で触れたMZ-80Kも当時は「昔からこんなことができたのか」と感動し、一体化されているカセットテープから当時のソフトを読み込んで、学校の部室で遊んでいた記憶がある。
パーソナルコンピュータ発祥の地 ▲パーソナルコンピュータ発祥の地本当にパソコンなのかという当時のスペック ▲本当にパソコンなのかという当時のスペック
 現在Bit-INNがあった場所には、ボークスという店が入っている。残念なことにBit-INNの痕跡は残っていないが、このプレートがここがパソコン発祥の地であることをいつまでも留めておいてくれると思う。  しかし、この30周年という節目にイベントらしきものが行われていないのはとても残念だ(もし行われていたらごめんなさい)。今年もあと21日。折りしも、アキハバラデパートも年内で閉店する。この希有な巡り合せに、せめてもの何かのお祝いができればいいなと、撮影を終えてふと思った。
ひっそりと佇む記念プレート ▲ひっそりと佇む記念プレート
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