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第9回 ほぼ週刊同人ゲー体験レビュー「ダンジョン・アーミー」

 
ダンジョン・アーミー 今回が第9回目となる筆者@moarea88の同人ゲームレビューでご紹介するのはサークル「日本戦争ゲーム開発」さんの「ダンジョン・アーミー」です。実在した兵器が多数登場し、実在した軍人みたいな人も多く登場するこのすごい軍事ゲーム。真面目に検証された戦闘システムとバカキャラが描くRPGとなっています。
【制作者インタビュー】 ■ダンジョン・アーミーの制作について Q:ダンジョン・アーミーを作成しようと思ったきっかけを教えてください。 A:ダンジョンRPGを作ってみたいという思いは、4年前ぐらいからありました。 そして今年の春に次回作をどうするかアンケートをとったところ、大規模でミリタリー系のゲームがいいという事になり、そこで以前から作りたかったダンジョンRPGと、大規模軍事作品を組み合わせた「ダンジョン・アーミー」を作る事にしました。 Q:制作期間はどのくらいでしたか。また、制作に際して大切にされたことはありますか。 A:制作には僕個人で2400時間ほどかかったと思います。そして何故か最終的に50人以上が制作に関わる事になったので、全員の時間を合わせると3000時間以上になるのではないかと思います。 製作で大切にした事はいくつかありますが、次の3つに特に気をつけました。 1.兵器の性能をできるだけ、きめ細かに再現する事 2.301種類の実在兵器が出てきますが、多くの兵器を実際に使ってもらえるようにする事 3.ゲームとして面白い事
Q:制作の中で、最も克服しなくてはいけない点はどのような点でしたか。また、それをいかに克服しましたか。 A:登場する兵器数がやたら多い上に、貫通力とか装甲といったパラメータも妙に多いので、これらを効率的に設定する方法が必須でした。解決方法としてはExcelでいじれるファイルでパラメーターを設定できるようにして、兵器の史実の性能がこの場合はゲーム中のパラメーターはこう設定する…みたいな感じでルールを決めました。そして兵器に詳しい人で手分けして設定しまくりました。この結果自分一人で設定するより早くできただけでなく、自分より兵器に詳しい人にやってもらう事により再現度も上がったと思います。 Q:影響を受けた作品や好きな作品を教えてください(制作に直接関係のない作品でも結構です)。 A:ダンジョンRPGとしては「チョコボの不思議なダンジョ2」と「トルネコの不思議なダンジョン2」です。 攻略本も持っているので、作る時に参考に読み返したりしました。 でも実際に作ってみると、似ても似つかないゲームになりましたが(笑) また土嚢や岩といった障害物に隠れて戦闘すると防御ボーナスが入るというシステムがあるのですが、これは海外製RTS「Company of Heroes」の影響を受けています。
■ダンジョン・アーミーの内容について Q:ユーザーの皆様に楽しんでもらいたい点はありますか。 A:やたらリアル志向な戦闘システムです。 敵に近づいた途端に短機関銃6丁で150回ぐらい攻撃されて即死したり、砲撃で遮蔽物を吹っ飛ばしたり、無能な指揮官に余計な事をされて全滅したり、アサルトライフルで遠距離からフルオート射撃したら当たらないけれど制圧はできたり、日本の第二次世界大戦中の戦車にM2重機関銃で穴を空けてみたり、遮蔽物に隠れて敵の目をやり過ごしたり、双眼鏡で敵の状態を探ったり、戦車で鉄条網を踏みつぶしたりと…そんな感じのダンジョンRPG(SLG)をお楽しみください。 Q:お気に入りのシーンはありますか?よろしければ理由も教えてください。 A:チュートリアルで主人公が弾の撃ち方を説明しているときに、間違ってそこらへんの民間人に当ててしまうシーンです(爆)
■次回作、今後のサークル活動 Q:現在制作されている作品がありましたら、教えてください。 A:さすがにこの規模の作品はなかなか作れないので、次はもう少しコンパクトなゲームを作ろうと思っています。 でも具体的に何を作るかは未定です。 Q:制作において最も大事なものはなんだと思いますか。 A:自分が好きなモノを作るというのは、やはり大事だと思います。 今回は全体的な品質も重視しているのですが、そこまで品質を気にしない場合は「自分がここだけは拘りたい!」という所だけ力を入れて、後はかろうじて動けばいいやという感じに作ると楽しいと思います。 自分が拘った部分があれば、全体的に無難なゲームよりも人の心を動かす作品になると思います。 Q:最近注目されている同人ゲームなどありましたら、教えてください。 TWB-Platoonです。このソフトは、僕が軍事系にはまるきっかけになったTWBというシューティングのリメイク版です。 Q:このレビューをご覧の皆様に一言おねがいします。 A:私はカミだ!
【体験版レビュー】 4時間「から」の体験版です。RPGですので人によってはばらつきがあるかもしれません。 制作陣の軍事ネタの通暁振りを楽しみつつ遊ぶことが出来るRPGです。軍事ネタが随所に散りばめられているゲームです。実際あった事柄をユーモラスに描いていますので分類としてはバカゲーになると思います。バカゲーといいながらも、戦闘システムなどがよくできています。フィールド上でも一歩一歩の動き方が大事になります。RPGですが軍事モノなので、フィールド上で射撃ができます。また、フィールド上にある木や岩に隠れることも出来ます。 物陰から敵を射撃し、戦闘に持ち込むと有利な状態で戦闘に突入できます。こちらは物陰に隠れているので敵の攻撃は命中せず、一方的な戦闘が可能になります。ということで、自軍が有利になるように動きましょう。行軍の大事さを考えさせられたりします。逆に手前の歩兵を迂回しようとしたら後方に控えていた敵の砲兵から砲撃を浴びて、そこに手前の歩兵が浸透して来たりします。こんなのを喰らうとすごく恥ずかしいわけです。普段、古今東西の戦場についてあれこれ考えていた癖になんて様だとか思うわけです。
えー、読み手の皆様はなんのことかわからない事はないでしょうか。よろしいでしょうか。歩兵が浸透とか書いていますが誤字ではありません。おおまかにいいますとバラバラに攻め込んでくることです。また、これを防ぐのに縦深防御というのがありまして…。えー、ますますわからなくなりそうですが。戦闘は最大6ユニットにて行います。登場人物の得意な兵器を活かして戦いたいところです。距離の概念を取り入れていますので、前衛後衛をうまく活用しましょう。例えば野砲兵を前列に配置するのは賢明ではありません。こういった、軍事フリーク以外にはなかなかちょっとわからない世界を楽しむことが出来ると思います。 また、戦えば戦う程、主人公の所属する軍事博物館に武器や兵器のデータが集まってきます。遊び終える頃には軍事ネタに詳しくなっていると思います。軍事ネタが好きな皆様は、本作品の制作陣の知識と自分の軍事知識と知恵比べをして楽しんでもらえたらと思います。余計な知識が増える事、間違いなしです。一度、RPGと軍事ネタの融合した世界を楽しんでみてください。 本作品はサイトにてダウンロード可能です。一度遊んでみてください。
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