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第12回 ほぼ週刊同人ゲー体験版レビュー「クリアレイン」

 
クリアレイン 第12回目の同人ゲー体験版レビューはサークル「」さんの「クリアレイン」をご紹介です。下宿の朗らかな面々と寂しがりやの幽霊、友達を失うことを極端い恐れる主人公が泣いたり笑ったりしていく物語で、漫画のような吹き出しで進んでいきます。C80出展作品で2日目東2 V-35bです。ツイコミケでいうと、ココです。
冬コミで頒布した体験版のジャケット。もちろん、完成版は壮大な新装ジャケットが! ▲冬コミで頒布した体験版のジャケット。もちろん、完成版は壮大な新装ジャケットが!
【制作者インタビュー】(今回はルクルさんにご回答頂きました) ■クリアレインの制作について Q:クリアレイン作成のきっかけを教えてください。 A:「Minstrel」完成後、次回作ということで現代物がやりたくて。明るい物語もたまにはいいかなーと。ある作品を完成させたら、次は別のものに手をつけたくなる傾向があります。 Q:制作期間はどのくらいでしたか。また、制作に際して大切にされたことはありますか。 A:2010/9~2010/12/29までですね。最後の方は軽く修羅場でした。とにかく冬コミに間に合わせようとそれだけを考えていましたね。同人ゲームも4作目なのですが、この作品が時間的な意味で一番やばいです。成長の色が見えません…  Q:制作の中で、最も克服しなくてはいけない点はどのような点でしたか。また、それをいかに克服しましたか。 A:決定的にシナリオを完成させるのが遅くて、ゆるいプロットで話を書くのが下手だと思い知らされました。それでも時間をかけて、作業時間にものをいわせて牛歩のように書き上げました。この夏頒布予定のクリアレイン完成版にも特に言えることで、文章の遅れが酷かったです。 Q:影響を受けた作品や好きな作品を教えてください(制作に直接関係のない作品でも結構です)。 A:トイレの花子さん、メリーさんの人形、人魚姫伝説、その他、お伽話とか怪談話とか。空想上の産物が個人的に大好物なので、幽霊を軸としたこの作品ではそれらからより強く影響を受けています。 Q:今回も吹き出し形式での制作をされていますが、登場人物が多く、喋る作品ですと吹き出しの配置やネームにも苦労されたのではないですか。 A:噴出しの配置にはとんでもない時間がかかってます。ネームとかはなくて、ワンシーン毎に自分で手打ちしてますから、膨大な作業量です…   もう少し効率よく出来ればいいんですが、いかんせん私のスクリプト知識では中々思うようには生きません。毎回別でスクリプターを雇おうと思っているのですが、結局は自分でやっています。 Q:制作メンバーはどういった経緯で集まった方々ですか? A:前々作、前作にひき続いて。 イラスト担当である夕霧さんとは、もはや知った仲であります。3作目にもなると、やりとりの齟齬の不安はほぼ零なので、やり易いです。
幽霊少女と僕との、最初のふれあい。挨拶に、自己紹介は憑きものです ▲幽霊少女と”僕”との、最初のふれあい。挨拶に、自己紹介は憑きものです 後輩にお酒をたかる先輩(金髪っ娘)の図 ▲後輩にお酒をたかる先輩(金髪っ娘)の図 その存在は人にして人に在らず。正体不明理解不能の存在物 ▲その存在は人にして人に在らず。正体不明理解不能の存在物
■クリアレインの内容について Q:お気に入りのキャラはいますか?理由も教えてください。 A:女の子みんな大好き!超好きだよ!というのは冗談として、体験版に出てくるキャラなら奈良原空がお気に入りです。キャラの造形は完全に私の趣味ですね、はい。 ■今後のサークル活動について Q:開発中の作品がありましたら、教えてください。 A:クリアレインは今現在(6/11)未完成なので、とにかく完成させようと必死です。夏コミ頒布予定!と宣伝してみる。 Q:制作において最も大事なものはなんだと思いますか。 A:根性。甘えは許されません。あとはスケジューリングですかねぇ、これがきちんと機能していないと、完成するものもしません。 Q:注目されている同人ゲームは? A:周りを見る余裕が殆ど無いのですが、atelier773さんとこの「DEAD END JUNCTION」とかは楽しみですね。ジャンルは違えど方向性は似ているので、是非ともプレイしたいです。演出面でこったサークルは、どうしても注目してしまいますね。 Q:このレビューをご覧の皆様に一言おねがいします。 A:是非とも体験版をプレイしてみて、もしお気に召しましたら完成版もプレイして下さい! 夏には完成版を引っさげてコミケに乗り込みます!店頭委託も(多分)するので、遠方の方も安心!以上、宣伝でした!
ニートお疲れ様です ▲ニートお疲れ様です 色っぽいお姉さんとの蜜月の入院生活 ▲色っぽいお姉さんとの蜜月の入院生活 僕は天体を観察し、彼女たちは天体を観測する。時間と空間を共有して ▲”僕”は天体を観察し、”彼女たち”は天体を観測する。時間と空間を共有して
【体験版レビュー】 2時間くらいの体験版です。クリアレインは1話毎に完結するお話が5つあるようで、体験版では1章を丸ごと遊べます。 1章は幽霊さんとの共同生活のお話です。共同生活といいますか、大学受かって一人暮らしを始めたら先客で幽霊さんが住んでいて…というところから物語が始まります。なかなか大変なことです。共同生活というのは経験がありませんが、主人公のように隣人に恵まれていたら楽しいと思います。 金髪浴衣で隙あれば、酒をねだってくる空先輩とか、主人公の事が嫌いで嫌いでしょうがないけれどなんだかんだで接点のあるショートカットの紫さんとか。特に自分の事を嫌いで嫌いでしょうがないけれど、なんだかんだで接点のあるというシチュエーションが好きな方は多いのではないかと思います。 3次元ではそれは本当に嫌がられている事が大半なのでご注意下さい。嫌がられたら速やかに退くのがいいのかもしれません。「まだいける!はもう危ない!」という交通安全の言葉がありますが、3次元は「いくな!最初から危ない!」なので、気をつけたいところです。えー、それはともかく。 前作同様に、セリフは画面に吹き出しとして表れます。インタビューにもあるようにとても大変な作業のようですが、読み手としてはこのほうが楽しいというか読みやすくていいですね。下段ウィンドウとはまた違うテンポというか、間があります。 物語は幽霊の霞さんと主人公が会話を交わし始めることで動き出します。主人公にしか霞さんは見えないようで愉快な隣人達にもその姿は見えません。霞さんは幽霊ですが、物が持てるようでノートとペンで筆談を始めます。 主人公は友人を失う事を恐れているようで、その為か、霞さんの為に色々と試行錯誤します。この試行錯誤と人間模様が物語の中心になり、それらが滑らかな文章で描かれていきます。この作品の最もいいところだと思います。特にクライマックスのシーンがいいですね。体験版を進めながら、どういう展開になるのだろうと思いながら読んでいたのですが、良かったです。霞さんをなんとかしたいという主人公の思いと行動を見て欲しいと思います。 文章が丁寧で読みやすいので、多くの人に楽しんで欲しいと思います。体験版は公式サイトよりダウンロード可能です。是非、遊んでみてください。
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